妊娠初期の食事で「摂りたい栄養素」と「控えたい栄養素」

このエントリーをはてなブックマークに追加

特に胎児の成長が激しく重要な脳などの初期成長が活発な妊娠初期に特に必要で重要な栄養素があります。ご質問も多いので書いておきますので参考にしてください。

SAWAraek-thumb-autox1500-19694[1].jpg
大事な妊娠初期、どんなものを食べればよい?


妊娠初期に積極的に摂りたい「葉酸」「鉄」「亜鉛」「EPA・DHA」「糖鎖」

妊娠初期は様々な身体の変化で不安になりやすいです。ただお腹の赤ちゃんは一番重要な脳や神経がつくられている時期でもあります。そんな時の身体を支える必要で重要な栄養素をご紹介します。

「葉酸」

ほうれん草の葉っぱから発見されたビタミンBの仲間です。葉酸の摂取によって胎児の神経管閉鎖障害の発症のリスクを低減させられるといわれています。厚生労働省は「妊娠を計画している女性や妊娠の可能性がある女性は神経管閉鎖障害という奇形のリスクを低減させるために食事に加えてサプリメントなどで400μg/日の摂取が望まれる」としています。
ただ葉酸の摂取が1日当たり1mg(1000μg)を越えると蕁麻疹や発熱、また生まれた子供の喘息のリスクが上がると言われているので1日の目安量は守りましょう。特に脳や神経がつくられる妊娠1か月以上前から3か月までの間の摂取が勧められています。

「鉄」

過去ブログを参考にしてください⇒妊婦は慢性貧血!?積極的な摂取を

「亜鉛」

亜鉛はセックスミネラル(性のミネラル)とも言われ、ホルモンの維持免疫成長する胎児の細胞分裂に欠かせない必須ミネラルです。しかし30歳以上の男女50%、妊婦・授乳婦の75%が亜鉛不足の可能性があると言われております。
産後の初乳には通常の20倍の亜鉛が含まれています。妊娠・授乳・育児にと欠乏しやすい必須ミネラルとして特に妊娠前、妊娠中から摂っておきたいミネラルです。

「EPA・DHA」

妊娠中や授乳中に青魚に含まれる魚油であるEPA・DHAを摂取すると、赤ちゃんの言語能力の発達情緒の発達に良い影響があるようです。また妊婦の産後うつの予防にも摂取が勧められています。
摂取目安はEPA・DHAを1g以上を推奨されていますが、これは青魚の刺身をおよそ10人前に相当します。さらに油なので酸化を防ぐために熱を加えない状態、すなわち刺身(生)での摂取が一番良いとされています。現実問題として非常に難しいので、うまく質の良いサプリメントなどを利用するのがいいと思います。

「糖鎖」

聞きなれない言葉かもしれませんが「糖鎖(とうさ)」とは、DNAやたんぱく質に続く第三の生命鎖とも言われ、細胞膜に存在します。実は細胞間の複雑な仕組みは糖鎖というアンテナを通してやり取りされていることが分かってきました。つまり生命誕生にも重要な役割をしているのです。
現代病といわれるアレルギーや癌、糖尿病なども糖鎖異常や糖鎖不足が考えられています。現在も糖鎖栄養素の研究が進んでおり厚生労働省は「糖鎖は胎児期の神経の形成にも関係している」という発表をしています。
つまり胎児の健全な脳や神経の発達に重要である可能性が高いのです。


実際には現代の生活をしていると積極的に摂るのは難しいものも多い


妊娠前でも足りてなかったものが、妊娠中しっかり摂れるかと言われると現実問題は難しいことが多いでしょう。妊娠初期には食事も満足に摂れないつわりで苦しんでいる妊婦さんも多くいらっしゃいます。もちろん食事が基本ですが、うまくサプリメントを利用するのも必要な事になってくるでしょう。ただ妊娠中という事を考えてしっかり安全性や品質が確かなものを相談した上で購入する必要があります。

妊娠初期に摂りすぎはいけない「ビタミンA」「カフェイン」

反対に妊婦にあまり摂取が好ましくない栄養素が「ビタミンA」です。油に溶ける性質があるので体内から排出されにくいといった性質があります。妊娠初期に摂りすぎると赤ちゃんの奇形などのリスクが高くなると言われております。ビタミンAには動物性食品に含まれる「レチノール」と植物性食品に含まれる「ベータカロチン」があります。ここで大量にとって問題があるのは動物性食品の「レチノール」です。
レバーやうなぎにビタミンA(レチノール)が多い事が有名ですが、鉄分を補給しようと毎日大量のレバーやうなぎを食べるのはやめておきましょう。

「カフェイン」に関しては過去ブログを参考にしてください

過去ブログ⇒妊娠中はカフェイン飲料とアルコールにはご注意!

妊娠中の食事の食べ方の基本は「わが子に食べさせたい物を自分も食べる」

妊娠中に食事の食べ方として「わが子に食べさせてあげたいものを妊娠中から食べる」という感覚が一番いいとお伝えしております。つわりなどでしんどい時は「食べれる時に食べれるものと食べる」という時期もあろうかと思いますが、可能であれば食べ物の「質」に関しては選んでいく感覚は持っておきましょう。
妊娠中は生まれてきたわが子に備えるママとしての準備期間としても考えることができます。わが子に対しての食育は生まれる前からもう始まっているかもしれませんね。

まとめ

貴女が妊娠中に自分の食事を振り返ることは、自分自身の健康や生まれた我が子はもちろん貴女のご主人の命をつくる食事に対して改めて考える良いタイミングかもしれません。あまり神経質になる必要はありませんが、しっかりできる範囲で正しい知識をつけていって食べていってくださいね。仕事などで忙しい時や食事の事をしっかり考えられない時もあるかもしれません。そんな時は質の良いサプリメントで補助してくださいね。品質が良ければ貴女やお腹の赤ちゃんにとって、大きな味方になってくれるはずです。

あなたに合わせた不妊相談(無料)

徳島の不妊相談

不妊相談

はじめまして。カウンセリング させていただきます上田と いいます。お一人お一人の 生活スタイル、体質にあった ご提案をさせていただきます。

子宝カウンセラー
国際中医師・薬剤師

上田 昇平

プロフィールはこちら

〒771-1212
徳島市板野郡藍住町徳命字前須東49-1
フリーダイヤル:0120-75-7084
営業時間:9時~19時
定休日:月曜日、祝日